25歳という遅咲きのデビュー。30歳で世界王者になり、11度防衛したのち、ボクシング界では高齢と言われる37歳まで、僕は世界戦のリングで戦い続けました。それを可能にした身体や精神力の作り方、体力維持や減量の仕方、食事法等々、ボクシング技術だけでなく、僕が経験からみなさんにお伝えできることはたくさんあります。その中でも、僕が何より一人でも多くの方に知っていただきたいのは、ボクシングって楽しいものなんだ、ということ。それがジムを開いた一番の動機です。
現役時代、苦しい思いをした時期もありましたが、ボクシングが好き、楽しい、と思う気持ちがいつも僕を前向きにさせてくれました。